投稿日:2021.06.19
時々患者さんから湿布薬の選び方を相談されます。
湿布薬は
●パップタイプ…白く分厚い湿布
●テープタイプ…茶色の薄い湿布
に分かれます。
パップタイプは消炎作用があり痛みを起こす物質プロスタグランジンの生成を抑制することが主な作用です。
また、パップタイプには冷感タイプと温感タイプがあり、冷感タイプではメントールの成分で貼付した部分がひんやりすることで痛みの伝達を抑制しています。温感タイプの場合はトウガラシなどの成分でヒリヒリしたり血行を促進することでホカホカ感じさせて痛みの伝達を抑制します。
温感タイプも冷感タイプも文字通り皮膚表面の感覚を暖かくするかひんやりするかなので、患部を冷やしたり温めたりする効果としては少し弱くなります。
一般的には急性期には冷感タイプ、肩こりなどの慢性症状には温感タイプが勧められていますが、冷やしたり温めたりする効果自体はあまりないので、温感タイプか冷感タイプを選択する際には、貼っていて心地の良い方を選んでも良いかと思います。
ちなみに当院では、怪我の直後は、湿布薬ではなく、氷水などでのアイシングをお勧めしています。
そして、肩こりなどで温める際には入浴やホットパックなどを利用する方がよいでしょうね。
テープタイプは経皮鎮痛剤とも言われて鎮痛作用がある為、直接痛みに作用する湿布薬です。
パップタイプに比べて鎮痛作用が強く、皮膚にも密着する為に少しかぶれやすかったり、薬剤の作用が強いので使用には注意が必要です。
やすらぎ整骨院
(長岡天神駅徒歩2分)
各種保険取扱い(健康保険・交通事故自賠責・労災保険)
長岡京市開田3-1-24 ニューはつふね2階
【ご予約は】お電話…075-874-2803
ネット予約…『https://www.ekiten.jp/shop_6036683/』
口コミサイト『エキテン』の当院ページより
じっくりと施術を行う自由診療メニュー
『やすらぎ整骨院オリジナル自費メニュー』はこちら
施術内容・保険適用等の相談は随時無料で行っています。