トレーニングの7原則

投稿日：2021.05.15

緊急事態宣言下でチームでの活動が出来なかったり、外出を控えているために運動不足になったりで個人でのトレーニングを行う人も増えているようです。

効果的なトレーニングを行うためには以下のことを注意して行ってみましょう。

トレーニングの7原則

①過負荷の原則
効果を得るためにはある一定以上の負荷が必要です。楽な運動ばかりではなかなか効果が得られません。また、トレーニングにより体力が向上すれば負荷も強くしていく必要があります。

②漸進性の原則
急に高い負荷をかけるのではなく、少しずつ質と量を増やしていく必要があります。急激に運動負荷を強くしてしまうと、効果が得られないどころか故障の原因にもなりかねません。

③全面性の原則
筋力・持久力・柔軟性・敏捷性など様々な要素を目的や競技に合わせてバランスの良いトレーニングを行いましょう。

④反復性の原則
一度のトレーニングではほとんどの場合効果は得られません。
適度な間隔をとり継続的にトレーニングを繰り返しましょう。

⑤個別性の原則
性別・体力・目的に合わせてトレーニングメニューを決定する必要があります。同じ目的であっても体力に差がある場合はもちろんメニューや強度・量を変えていく必要があります。

⑥意識の原則
トレーニングを行う際には、どの筋肉をどんな目的で鍛えているのかを理解して意識すると効果的です。

⑦特異性の原則
目的に応じてトレーニングの内容や方法を考慮する必要があります。特に競技のパフォーマンスを向上する為には他の競技やポジションとは違ったトレーニングが必要です。

チームやクラブでの練習が制限されているこの時期ですが、個別のトレーニングで弱点の克服をしたり長所を伸ばすチャンスかもしれません。
効率的なトレーニングを行い練習が再開したときに、トレーニングを続けてよかったと思えればいいですね。

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