投稿日:2021.02.14
『肘内障(ちゅうないしょう)』
2歳~小学校就学前に多く起こる怪我で、子供の手を強く引っ張ったり、子供の肘がねじれたりすることで起こる肘関節の亜脱臼です。
過去のブログ『◆小児肘内障(近位橈尺関節亜脱臼)◆』でも紹介しています。
ほとんどの場合、正しく整復を行えばたちどころに痛みも消え後遺症も残らないのですが、再発しやすい子も時々いるようです。
当院にも年に数人はこの肘内障で来院があるのですが、整復よりも事務的な手続きの方に時間がかかってしまうことがほとんどです。
問診しながら整復を行い、その後保険証の確認や問診票のご記入を頂くような状況です。さらには来院前の着替えや移動中の車の振動で自然に整復が終わっているケースすらあります。
ところが、この肘内障は発生から時間が経過すればするほど整復が難しくなります。
本日来院された患者さんの場合、受傷から20時間以上が経過しており整復の確認が出来ずレントゲン検査などの行える整形外科への受診をお願いすることになりました。
肘内障の場合、大きな腫れや変形は起こりにくく、受傷した子もしばらく泣いていると泣き疲れて眠ってしまったりするために軽視してしまうこともあります。
放置すると簡単な怪我でも治りにくい怪我となってしまう場合もあります。肘内障が疑われる場合は出来るだけ早く受診をするようお願いします。
やすらぎ整骨院
(長岡天神駅徒歩2分)
各種保険取扱い(健康保険・交通事故自賠責・労災保険)
長岡京市開田3-1-24 ニューはつふね2階
【ご予約は】お電話…075-874-2803
ネット予約…『https://www.ekiten.jp/shop_6036683/』
口コミサイト『エキテン』の当院ページより
じっくりと施術を行う自由診療メニュー
『やすらぎ整骨院オリジナル自費メニュー』はこちら
施術内容・保険適用等の相談は随時無料で行っています。