投稿日:2020.05.21
これって五十肩・四十肩?という質問を今日は何件か受けました。
五十肩・四十肩を定義すると、肩関節周囲の筋肉や軟部組織の炎症で、さらにはハッキリとした原因(筋や腱の断裂など)がないもので、さらに加齢による筋力低下が原因であるもの…ということになります。
文字に起こすと余計に分からなくなるような気もしますが…。
ようするに、加齢による筋力の低下がある状態でハッキリと怪我をしたわけではないのに肩関節に炎症が起こる状態 ということになります。
多少定義があやふやなので『これって五十肩?』という疑問を持つ方は多いようです。
一度 五十肩にかかると長い人では1年以上も治らない場合などもある為、日ごろから筋力の低下を予防するための体操などをしておくことが大切です。
インナーマッスルの強化など難しいトレーニングも大切ですが…。
まず、簡単に出来ること
『手を上に上げる』
これを毎日必ずやるようにしましょう。バンザイをする際には腕の重みが負荷となる為筋力の低下はある程度防げます。また、しっかりと肩関節も動かすことができるので簡単なことですが意外と効果が期待できます。
筋力が落ちてからではこの『手を上に上げる』運動だけでは筋力アップを図ることは難しいのですが維持が目的の場合、たったこれだけのことで筋力を維持する助けとなります。
簡単な運動ですが、痛みが出ている時や炎症を起こしているときに無理に関節を動かすと二次的な炎症を起こす場合もありますので、痛みのある時には無理に行わないようにしましょう。
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