投稿日:2014.03.31
少し天気の悪い日が続きましたが、桜の花も咲き始め、気温も上がってきました。明日からは新年度ですね。この時期、気候も大きく変化したり環境にも変化があったりとストレスをため易い時期です。体調には注意して下さいね。また…そんな体調を崩しやすい時期ですので、歓送迎会等で暴飲暴食にはくれぐれも気をつけて下さい。
さて、この「やすらぎブログ」では、運動器の疾患を中心に紹介してきたのですが、今回は少し趣向を変えて「記憶や暗記」についてのお話をしたいと思います。
当院には、クラブ活動などでケガをして来院される学生さんも多く楽しそうに学校での話をしてくれる子もいます。しかし、試験の話になると…。たしかに、私自身も学生の頃テストは大嫌いで、特に暗記が苦手でした。
しかし、この業界に入った時にふとしたご縁で暗記のコツを教えて頂いたことがあります。
暗記のコツを一言にまとめると…
「覚える作業と思い出す作業の両方を訓練する」という事なのですが…。
これでは少し分かりにくいので、例えを挙げてみますと…
◆試験で答えを思い出せそうで思い出せず回答できなかった。
これは間違いなく脳には記憶されているので「覚える作業」はできていたのですが、「思い出す作業」が出来なかった例です。
◆試験で全く回答が思いつかなかったが、試験後の答え合わせで「あっ!!それだっ」などと思い出したり、その回答に心当たりがあった。
これも、実は脳には記憶されていて「覚える作業」はしっかり出来ていたのです。
ようするに、たとえ試験では回答できなくても答えを聞いた時にその解答に心当たりがあるという事は、しっかり脳には記憶されているのです。もし脳に記憶されていなければ、初めて聞く単語や事柄として耳から入ってくるはずですから…。
と、いう事は…暗記が苦手で「なかなか覚えられない!!」と思っている方の多くは記憶が出来ていないのではなく、思い出す作業の方が苦手だという事なのです。
覚えるだけではなく、問題を解いたり、記憶をたどって声に出して言ってみたり、鉛筆を持って書いてみたりして何度も思い出す訓練をしてみて下さい。きっと試験などのいざという時に思いだすことが出来ると思いますよ。
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