投稿日:2024.09.26
小学生や中学生では成長の速度によって運動の能力に差が現れることがあります。
生まれ月によっては 最大12か月近い差もありますし、多少の差は受け入れなければならないことも多いのですが
同学年の子が 早く走れたり、 強いキックやバッティングをしていると筋トレなどで追いつけないか と考えてしまう子が多いようです。
そんなサッカー少年の保護者の方から相談を受けました。
【成長期に筋肉をつけすぎると成長がとまってしまう】という話を聞いたことがるのですが筋トレはしない方がよいですか?
この質問に対しては次のように考えていただければよいと思います。
適度な筋トレや運動については 成長ホルモンの分泌を促進させて 成長の助けとなります。
ただし 過度な筋トレにより 筋肉へ大きなダメージを繰り返すと 修復のために多くのエネルギーを使うため 成長に必要なエネルギーが不足してしまうおそれがある。
過度な筋トレというのが どの程度なのかというのが難しいと思いますが、中学生くらいまでの筋トレでは 【重り】などを使わず あくまで 自身の四肢や体の重さを抵抗とする筋トレにとどめておいた方が良いと思います。
また、中学生時期は 筋肉よりも持久力に必要な心肺機能が大きく発達する時期です。
無理な筋トレよりも持久力を鍛える方が よいかもしれませんね。
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