投稿日:2023.06.16
カルシウム と言えば 骨 のイメージが強いかと思います。
あとは、カルシウムの不足による イライラ なども有名かもしれませんね。
カルシウムには神経の興奮を抑える作用もある為 精神の安定にも活躍しています。
その他にも、血液の凝固作用 や 細胞分裂の際にも働きます。
そして、筋肉の収縮にもカルシウムは重要な役割を果たします。
胃や腸で吸収される際に カルシウムは カルシウムイオンとして吸収されます。
この カルシウムイオンは 筋肉の中に貯蔵され、脳からの指令が届いた際には 筋肉の収縮のエネルギーとして利用されます。
この カルシウムイオンは 収縮の際はもちろんですが、実は 筋肉が伸ばされる際にも必要とされます。
摂取が少ない・吸収が悪い・嗜好品などでのカルシウムの破壊・血流が悪い・過度な筋肉の使用
などの原因で 筋肉内で貯蔵されているはずの カルシウムイオンが枯渇してしまうと、筋肉は収縮も伸長もできなくなり、痙攣をおこしてしまいます。
これが、筋肉が攣る(つる)という状態です。
就寝時には 汗などで水分が減り、体温も下がり、体を動かさないことで血液の流れが悪くなりやすくなります。 その為、寝ている時に 足が攣る という結果になることもあります。
よく 足が攣るという人は カルシウムの摂取・吸収・運搬のどこかが上手くいっていないのかもしれませんね。
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