投稿日:2022.08.06
スポーツをしていれば特に多い捻挫。日常生活でも捻挫をすることは多くあります。
捻挫をして患部が大きく腫れた時、骨折の有無が心配になりませんか?
骨折は無く、捻挫だったら 少し安心する という人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
骨に異常がないという事で 無理を続けた結果 捻挫が完治せずに何度も同じ関節で捻挫を繰り返したり、ちょっとした運動で関節が腫れやすい状態で慢性してしまうケースが多くあります。
捻挫とは?
関節(足首・膝・手首など)が普段動かないような方向や角度まで強制的に動いてしまうことで起こります。
この際、骨に損傷が起れば骨折。関節が元の位置に戻らなくなってしまえば脱臼となります。
言葉にすると、関節の可動範囲を超えた動きを強制されたが、その後、関節の位置関係が正常に戻った状態で、骨には損傷がないもの
という事になります。こうやって言葉にすると 余計に混乱を招きそうですが、
実は 関節の可動域を越えた動きを強制されることが 後々大きな問題を残す原因となるのです。
本来 関節の動きは 靭帯というゴムのような組織で決まった動きしか出来ないようになっています。この靭帯が関節の動きを制限してくれているおかげで、関節周囲の筋肉や組織は傷つきにくくなっています。
一時的とはいえ 関節の可動域を無理に広げられてしまうという事は この靭帯に何らかの損傷が起っているのです。
伸びてしまったり、断裂してしまったりしている靭帯は関節を保護する力が弱ってしまいます。
そして、この靭帯には痛覚がほとんどなく痛みを感じることが出来ません。
しかも、捻挫の腫れや痛みは2~3日すれば少しずつ治り始めるのに対して、靭帯が怪我をする前の状態に戻る為には2~3週間ほどかかると言われています。
靭帯が まだ正常ではなく関節の保護をしっかりと出来ない状態で 痛みが治まったからと言って激しい負担を関節にかけてしまうと、靭帯が回復することはなく、不安定な関節のまま慢性化してしまいます。
これが 捻挫を繰り返したり、慢性的な関節の痛みの原因となります。
軽傷とされることが多い捻挫ですが、しっかりと治療をしなければ 後々の障害の原因ともなりうる為、過信をせずに しっかりと最後まで治療を行いましょう。
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