湿布薬を貼る場所の話

投稿日：2022.05.19

施術の時に、症状の原因についてお話することが多いのですが、痛みのある場所とは別に原因となっている可能性のある場所が存在することが多くあります。

この原因についてお話をすると、中には湿布薬は原因の方に貼った方が良いのではないか？
という疑問を持ってしまう人も時々います。
湿布薬は痛みを軽減する為のものですので、原因等は深く考えずに
痛みのある場所に貼るようにしましょう

具体的な例で言うと

膝の外側が痛いという患者さん
ヒラメ筋という筋肉の付着部で痛みがあり、「この筋肉が硬いことが原因ですね」というお話をしていたのです。

患者さんは「では　膝よりもふくらはぎに湿布を貼る方がいい？」

原因を取り除くためには　ふくらはぎに湿布を貼った方が良い様に感じてしまう人もいるかもしれませんね。
湿布薬には　痛みを和らげる働きはありますが、固まった筋肉をほぐすような働きはないので、痛みのある膝の方へ貼りましょう。

原因となるふくらはぎの筋肉に関しては、マッサージやストレッチでほぐすことが大切です。

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