投稿日:2013.09.16
強く足首を捻った記憶もないのに足首が痛い…。足首を強く反らしたり(背屈)、伸ばしたり(底屈)すると関節の前や後ろがつまった感じがする…。なんて症状はないですか?
もしかしたら、フットボーラーズ・アンクル(衝突性外骨腫)かもしれません。
今回は、人気のスポーツ…サッカーやバスケットボールで起こりやすい「フットボーラーズ・アンクル」について紹介していきます。
◆フットボーラーズ・アンクルとは…
ボールを蹴る際に強く足首を伸ばされるサッカーや、急激なストップやターンで足首に強い衝撃を繰り返すバスケットボールで起こりやすい障害です。
強い背屈や底屈を強制されることで、踵であったり、足首の前面で骨と骨が衝突することで炎症を起こします。
一時的な炎症であれば安静にしていれば治まるのですが、スポーツをしている場合、何度も炎症を繰り返すことで炎症部分に過剰な骨が形成されます。
この過剰な骨が原因で足首を動かす際に、圧迫感や痛みを引き起こします。
※ボールを蹴る際に強く足首を伸ばされるサッカーの場合は後側(図の○の部分)
※急激なストップやターンを強制されるバスケットボールの場合は前側(図の○の部分)
にそれぞれ好発します。
◆症状が出れば…
痛みやつまった感じは、ほとんどが関節を強くそらしたり伸ばした時に出現するので、テーピングなどで関節の動きを制限してあげると痛みは出にくくなります。
ただし、過剰に出来てしまった骨がはく離したりして、関節や腱の間に挟まってしまうと手術の適応となる場合もあります。早めの処置や予防で重症化を防ぎましょう。
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