投稿日:2021.07.04
小学校入学までのお子さんの手を強く引っ張ると肘関節が亜脱臼を起こすことがあります。
これは幼児期には肘関節が出来上がっていないことが原因です。
ほとんどの場合は、小学校に入学するころには関節が出来上がり亜脱臼を起こすこともなくなります。
亜脱臼とは、完全に関節が抜ける関前脱臼に対して「抜けかけてている状態」を指します。
肘内障で完全に関節が抜けてしまうことはあまりないのですが、関節がずっと中途半端な状態で引っ掛かっている状態ですので肘内障の子供さんはずっと痛みが続く状態になります。
始めてお子さんの肘内障に遭遇したご両親はかなり驚かれて動揺しながら来院されます。
直前まで元気よく遊んでいたお子さんが急に泣き出し、痛めた手を全く動かさないようになるので、当然心配になりますよね。
多くの場合は手を強く引っ張ったときに起こります。
手を強く捻った際にも起こることもありますが、手を強く捻った時には骨折をしてしまうことがある為に鑑別が必要となります。
肘内障を起こす年齢が幼児期の為に本人は何が起こったのかも分からず痛みで泣き、手を動かさなくなります。
予防策は手を引っ張らないようにすることなのです。幼児期には突然走り出したり道路に飛び出したりすることもありますので危険な場所を通る時には急にお子さんが走りだそうとしても余裕をもって静止できるような状況を意識するように気をつけて下さい。
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