やすらぎ整骨院

皆さんは足指でジャンケンの『パー』が出来ますか？

『グー』はほとんどの人が出来るのですが、『パー』は出来ないという人は意外に多いようです。。
当院でも、外反母趾などの予防や治療で足指のジャンケン、特に『パー』を作ってみてもらうことがあります。
外反母趾に悩んでいるの人では多くの場合がこの『パー』が出来ません。
これは訓練次第では出来るようになることのなのですが、いざ『パー』を練習しようとしてもずっと使っていなかった筋肉を使うので急に出来るようなものではありません。

足指で『パー』が出来るようになるための練習法を紹介します。
〇親指を開く筋肉は母指外転筋、小指を開く筋肉は小指外転筋と言います。
足の裏から見ると色のついている部分(親指側が母指外転筋・小指側が小指外転筋)

これらの筋肉を上手く使えれば『パー』は出来るようになるのですが、ずっと動かすことをしていない筋肉がすぐに動いてくれることはほとんどないので先ずは、力を入れてみることから始めてみましょう。
具体的には、2つの筋肉の場所を直接触ってみたり、目で確認しながらその辺りの筋肉に力を入れてみましょう。

見た目で筋肉の動きが確認できればかなり優秀です。目で筋肉の動きを意識しながら力を入れたり抜いたりを繰り返していれば、早い人であれば１～2週間もすれば親指や小指が広がることが確認できるはずです。

触ってみると少し筋肉が動いている場合は、触って筋肉の動きを確認しながら力を入れたり抜いたりを繰り返していけば、目でも筋肉の動きが分かるようになるはずです。

目で見ても、触ってみても筋肉が動いているのかが分かりにくい場合でも、あきらめずに力を入れてみましょう。動いてほしい筋肉の場所を触ったり、目で見ることで注意を向けながら力を入れてみましょう。続けていれば、筋肉の動きは確認できなくても、力が入っているという感覚が分かるようになってくるはずです。力が入っているという感覚さえ分かれば、繰り返していくうちに少しずつ筋肉の動きも確認できるようになるはずです。

今まで動かしていなかった筋肉を動かし始めるというのはすごく大変かもしれませんが、この足指の『パー』が出来るようになることで外反母趾の予防になったり、そのほかの怪我の予防にもつながります。諦めずに頑張ってみてください。

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