投稿日:2021.01.28
怪我をした時、まず最初に気になるのはどんなことですか?
状況によっても気になることは変わってくるとは思いますが、多くの人が『いつ頃に治るのか』ということが一番気になるのではないでしょうか?
また、当院へ来院してくる人の中には『〇日後の用事をうまくこなすことが出来るか?』など、完治よりも特定の日の状態を心配されることも多くあります。
クラブの試合が近いという学生さんは特に試合の日の状態を気にしていることが多いようです。
通常、整骨院で対応することの多い怪我、捻挫や打撲・肉離れなどは、ほとんどの場合が2~3週間で痛みは落ち着いてきます。ただし、完治というわけではなく、捻挫であれば関節の不安定感が残っていたり、打撲や肉離れでは急激な運動をすれば再発の危険性は高い状態です。怪我をする前のベストな状態までの回復するには、更に2~3週間程度が必要とされています。
痛みが治まってからの機能回復の話は別の機会に行おうと思いますが、今回は怪我をしてから、痛みがなくなるまでの経過についてのお話です。
①どんどん痛みや腫れが強くなる時期
損傷したところから出血が広がる為に時間とともに痛みが強くなり、腫れも大きくなってきます。この腫れは損傷したところからの出血で血が組織の中に溜まっている状態です。患部を冷やしたり、動かさないように固定をしたりして損傷が広がらないように処置をすることが大切です。(受傷~48時間)
②痛みが横ばい、もしくは少しずつ弱くなってくる時期
損傷したところからの出血が止まり、組織の中に溜まっている出血が少しずつ吸収され始めます。通常はこれ以上痛みが強くなることもなく少しずつ痛みが落ち着いてきます。安静にしていればあまり痛みは出ないけれども動いた時の痛みはまだまだ残っているといった状態です。(~1週間)
③目に見えて痛みが引いてくる時期
組織の内部に溜まった出血の吸収が進み痛みが特に軽くなってきます。日常の動作ではあまり痛みを感じることがなくなり、生活の不自由が減ってくる時期です。ただし、ちょっと走ったり強めの運動をするとすぐに強い痛みが出るため、早期の回復の為のリハビリを始めるのであれば、軽い負荷のストレッチなどがおススメです。(~2週間)
④ほぼ痛みがなくなるがスッキリとしない時期
この頃になると日常生活では、ほとんど痛みを感じることはなくなっています。ただし、スポーツなどをしている人にとっては全力で走ったり、跳んだりするにはまだまだ難しい時期になります。また、この頃から痛みの軽減もゆるやかになり、『もうちょっとの痛み』がしばらく続くこともあります。
スポーツをしている人であればこの頃から少しずつ様子を見ながら運動の強度を上げていくことが大切です。(~3週間)
怪我の程度によってこの回復期間が長くなったり、短くなったりすることもありますが、これらの時期に合わせた処置を行うことで怪我の治りが早くなり競技への復帰までの期間を短くすることが出来ます。
③や④の時期に無理をすることで痛みを長期化させたり慢性化させてしまうことも多くあります。治りかけて症状が軽くなってきている時こそ気を緩めずに最後までしっかりと治療を行いましょう!
やすらぎ整骨院
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