投稿日:2020.11.21
ぎっくり腰をした時は安静にすることが大事という考え方が主流でした。
ところが、最近では『積極的に動かした方がよい』という考えもあり皆さんを悩ませているようです。
昨日も患者さんよりこの件に関しての質問がありました。
結論から言うと、『安静』も『積極的に動かす』も両方正解で両方不正解。
怪我の状態によるところもありますが、それ以上にどちらの対処法にもメリット・デメリットは存在します。
安静にした場合
基本的には、安静にしていれば痛みや炎症は少しずつ和らぎますのである程度の期間が過ぎれば急性期の痛みは治まってくれます。
ただし安静にしていると、筋肉が固まったりして動作の開始時に強い痛みが出たり、急性期の痛みが治まった後に慢性的な鈍重感(怠さや重たい感じ)が出ることが多くなります。
安静による療養の場合は、回復後のリハビリに時間がかかることが多くなります。
積極的に動かした場合
筋肉を動かすことで痛みが和らぐことがあります。これは筋肉を動かす際の神経伝達が痛みの伝達信号を中和してくれることによる効果だそうですが、筆者はそのあたりの詳しい説明を出来るほど神経伝達の知識が豊富ではありません(笑)
ですから、筋肉から『痛い』の情報と『動かしてる』という情報が一度に脳へ伝わるのでその分『痛い』の伝わりが悪くなる…程度に考えてもらえればと思います。
また、動かしているために筋肉が固まったりすることはあまりなく回復後のリハビリは比較的短期間で終わります。
ただし、積極的に動かす際に痛みをかばって別の部位に痛みが出現したり、無理をして炎症が治まらなかったり、痛みのストレスによる悪循環が起こったりすることもあります。
どちらの対処を行ったとしても、それぞれのデメリットのリスク管理を誤ると治療の長期化が起ってしまいます。
上手くデメリットのリスク管理を行うには、専門の術者と相談をして療養を行うことが大切です。
当院では、デメリットのリスクをしっかり管理し、メリットを最大限に生かせるように患者様との問診を大切にしています。
治療法など疑問や要望があればお気軽にご相談ください。
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