投稿日:2020.09.11
『覚えることが苦手で…』
特にテストなどで一生懸命勉強をしているのに覚えることが出来ない。
いわゆる暗記が苦手という人は多いかもしれませんね。
暗記の苦手な人の多くは、覚えることが苦手なのではなく、思い出せていないだけなのです。
テストなどで時間中には思い出せなかった問題の答えを後で友達から聞いて、『あぁー そうだったー』などと悔しい経験をしたことがあるはずです。
これは、脳の中にしっかりと記憶されているという証拠です。
記憶が出来ていなかったのではなく、思い出すことができなかったのです。
暗記の苦手な人は、脳に詰め込む作業ばかり集中的に行ってしまうため、いざテストになると記憶を呼び出すことができずに結果的に覚えられていないと勘違いをしてしまいます。
暗記の得意な人は、この思い出すという作業がスムーズに行われるためにテスト中でもすぐに問題に答えることができます。
この思い出す力を『想起力』と言うのですが、この想起力は日常の訓練で簡単に鍛えることができます。
試験の勉強で言えば、ドンドン問題を解くことです。
また日常的にも、すぐに人に聞いたり調べたりするのではなく自分で思い出すことが出来ないかを試してみましょう。
学生さんがよく使う『暗記帳』も、何度も何度も思い出す訓練をするための道具と言えますね。
暗記の苦手な人は、一度考え方を変えて、思い出す訓練を充填的にやってみてはいかがでしょうか?
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