やすらぎ整骨院

何度か手首の痛みについても記事を書いたことがありましたが、手首の痛みについて調べていると当サイトにたどり着いたという方も時々来院されます。

●レントゲンでは異常なし
●強い痛みというわけでもないが、なかなか完治しない
●常に痛いわけではないけれど、ちょっとした角度や動作で痛みが出る

などといった症状を訴えて来院する方が多かったと思います。

デスクワークや筆記の多い仕事や受験生などでは…
『腱鞘炎』が多くみられます
筋肉が骨に付着する部分を腱と呼びます。アキレス腱などが有名ですね。
その腱が通るトンネルを腱鞘と呼びます。
繰り返し同じ動作を行うことで、この腱と腱鞘の間の摩擦が原因で炎症が起こり痛みとなります。
詳しくは…『手首・指の痛み～腱鞘炎～』もご覧ください。

接触の多い競技などでよく転倒し手を突くという方では…
『TFCC損傷』が多くみられます。
これは手首の小指側の靭帯の損傷と思ってもらっても問題はないかと思います。
手首の小指側では手根骨と前腕骨の間に少し隙間があり靭帯などの組織が関節を支えている状態になっています。この組織を損傷すると手首の関節が不安定になり症状が長引いてしまいます。
詳しくは…『手首の痛み…長引いていませんか？』もご覧ください。

女性の場合…
ホルモンのバランスの乱れから関節や筋肉が弱くなり手首や手指の関節が腫れたり痛んだりすることがあります。更年期の症状の場合もありますが、不規則な生活を続けることでホルモンのバランスが乱れて症状が現れることもある為、生活のリズムの見直しも大切です。
『リウマチと間違われやすい更年期の関節痛』でも紹介しているように悪性関節リウマチではないかと不安になってしまう患者様も多いようです。

手首の痛みは、基本的に長引くことが多いというのが私自身の印象です。

第一の原因は…安静が難しいことです。
例え利き手ではなかったとしても生活するうえで手を使わないわけにはいきませんので…。

次に挙げるとすれば…多くのケースで痛みがそれほど強くなく、我慢すれば日常生活を送れてしまうことも原因となっているようです。無理をしてしまい症状が悪化してから来院されることも多くあります。

手首の痛みに関しては、ちょっとした痛みでも長引いたり、無理を続けた結果、痛みがひどくなることが多くあります。早めの対処を！

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