投稿日:2018.12.05
急激に腰が痛くなる…。経験のある方も多いのではないでしょうか?
一般的には『ギックリ腰』と呼ばれています。欧州では『魔女の一撃』などとも言われるそうです。日本でも地域によっては『ビックリ腰』と呼ばれているという話もありますが、『ギックリ腰』という名称自体が俗称ですので細かいことは気にしないという方向で…(笑)
正式に名称をつけるとすれば…『急性腰痛(症)』
呼んで字のごとく、急な腰痛の事です。
誤解の多いポイント①
ギックリ腰のほとんどが、筋肉や筋膜の損傷
あまりに強い痛みの為、腰の骨や関節を痛めているイメージを持たれていることが多いです。しかし、そのほとんどが筋肉や筋膜の損傷で起こっています。
誤解の多いポイント②
日常の何気ない動作で起こることが多い
実は、今回のメインテーマがこれです。
重たい物を持ち上げようとした時に…グキッと腰を傷めるイメージを持っている方が多いと思います。ところが、明らかに腰に負担のかかりそうな動作で起こることは意外と少ないのです。
腰に負担がかかりそうな動作では、腰への意識が働き、腹筋に力を入れたり、呼吸を整えたりするので実は『ギックリ腰』の予防体制が整っていることが多く負傷しにくいのです。
実際に『ギックリ腰』を起しやすい動作
洗顔…特に起床直後
前かがみの姿勢では、上半身の重みを支えようと腰の筋肉へ大きな負担がかかります。ましてや起床直後の固まった体では更にリスクが上がります。
床の物を拾う・引き出しを開けるなど
これも前かがみの姿勢になりますね。しかも、腰への負担を気にせず何気なく行ってしまうため、腰の予防体制は整っていない場合が多いです。
椅子から立ち上がる・座りなおす
立ち上がる際には大きな筋力が必要です。特に悪い姿勢で座っている時に、人から呼ばれて立ち上がる…。 ふと何かを思い立って立ち上がる…。などで不用意に立ち上がると危険です。
掃除機をかける
絨毯などで掃除機の吸引口が予想通り進まず引っかかったりした経験はありませんか?パック式の掃除機などではパックを交換した際に想像以上に吸引力が強く予想外の力が急に腰へ加わったりする場合もあります。
実は何でもないような動作で『ギックリ腰』が引き起こされるのです。
これらの動作を行う時にも『ギックリ腰』には注意して不用意な前傾姿勢をとらないように気をつけましょう。
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