やすらぎ整骨院

クラブ活動やスポーツ少年団で活躍している子供達がよく来院してくれます。元気の良い子や、クラブで疲れきっている子達と様々ですが、みんな本当に頑張っていますね。そして、素直で本当に私自身がいつも元気をもらっているような気がします。試合で全力が出せるように、出来る限りの手助けをしてあげたいと思います。
ところが、年に一人か二人、試合が近くなった頃に疲労骨折を起してしまう子がいるのです…。
完全な予防は、なかなか難しい疲労骨折ですが、少しでも発症の予防になればと思いブログに上げてみました。

【疲労骨折とは】
通常では、骨折するような力が加わっていないにも関わらず、骨が折れてしまう状態で、一般的には繰り返して同じところに力がかかったりした時に起こります。
骨折の程度は、ヒビが入った状態から完全に折れてしまう状態まで様々ですが、骨折の中でも回復が遅い傾向にあります。

【原因】
●急激なトレーニングを集中的に行った時
●栄養が不足している状態
●身体に疲労が溜まっている状態
●ホルモンバランスの乱れ

【予防】
症状の現れ方としては、最初は運動時のみの痛みから始まり、安静時は痛みのないことが多いです。安静時は痛みが無いのに、運動すると痛みが出る…こういった状況が続くようなら、まずは安静にして、痛みの部分に対して繰り返し負担がかかってないか考えてみましょう。
また、栄養管理も重要です。カルシウムやタンパク質、マグネシウムをバランスよく摂取しましょう。
ホルモンのバランスに関しては、規則正しい生活が重要です。睡眠時間や食事時間を同じ時間でとれるように見直してみましょう。
ストレッチやマッサージで全身の疲れを回復させることも重要です。患部付近の筋肉の柔軟性を高めることも重要ですが、全身の筋肉の柔軟性を高めることも、患部への衝撃等を受け流す際に重要ですので患部だけでなく全身のストレッチをしっかりやりましょう。

夏休みに入り、クラブ活動をしている学生は、いつも以上に練習量が増えやすくなっていると思います。熱中症対策も大切ですが、ストレッチやマッサージなどで疲れを残さないようにしましょう。

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