投稿日:2017.10.04
涼しくなると、夏の暑さで落ちていた食欲が戻ってきたり、秋の味覚が沢山目に入ってきたりと、ついつい食べ過ぎてしまう事が多くなります。
食べ過ぎて体重が増えてしまうと当然、腰への負担は大きくなるのですが、今回は体重増加ではなく食べ過ぎによる体幹を支える力の低下についてお話します。
腰痛を持っている人は、腰痛予防で腹筋と背筋を鍛える…という話は何度も耳にしていると思います。腹筋と背筋を鍛え、腹圧を高めて背骨の関節にかかる衝撃をやわらげることで腰部への負担を減らし腰痛を改善するのが腹筋・背筋の強化の目的です。
簡単に腹圧と腹筋・背筋の関係のイメージをイラストにしてみました。
イラストのように…腹筋と背筋の力で腹腔というお腹の中の袋を体重などの衝撃を吸収するクッションにして腰椎への負担をへらしているのです。
ところが、食べ過ぎ等でお腹の中が張った状態では腹腔への圧力を上げてしまうとお腹が苦しくなってしまうため、この腹筋や背筋による加圧が出来なくなります。その為、腹腔のクッションとしての力が低下し、腰椎への負担が大きくなってしまう事があります。
過去にも、食べ過ぎた後に腰痛がひどくなるケースの患者さんを多く見ています。
健康の為には腹八分目という言葉がありますが、腰痛予防にも腹八分目を心がけて下さい。
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やすらぎ整骨院