投稿日:2016.11.01
急に寒くなったこの時期、身体の各部の痛みを訴える方が増えています。冷えによる痛みの発生原因にはいくつかありますが、今回はそのうちのいくつかを紹介します。
①血管の収縮による痛み
極端な例で言えば、かき氷を食べた際にキーンと頭が痛くなるのと同じ原理です。冷えにより血管が縮んでしまい、その狭くなった血管を無理やり血液が通ろうとする時に血管が無理に広げられる結果、痛みが起こります。
②筋肉が硬くなることによる痛み
筋肉が動きにくくなることにより、動作の際に関節への負荷が大きくなったり、無理やり筋肉を動かすことにより痛みが起こります。
③交感神経部の興奮による痛み
『寒い』『冷たい』といった身体への刺激を脳が有害と判断すると、防御反応として交感神経部が興奮し、他の刺激に対しても身体は敏感になってしまいます。その為、普段では痛いと感じないような痛みに対しても痛みとして敏感に体が反応し、痛みが起こることもあります。
身体や患部を温めることで血管を広げ、筋肉を動きやすくなれば、関節などへの負担がさがり、ホカホカと気持ちよく感じることが出来れば、さらに副交感神経が優位に働き痛みを和らげることにもなるのです。
ただし、急性期…患部に炎症が起こっている状態では炎症を増悪し、さらに痛みを強くするケースもあるので判断が難しい場合は専門の人に相談しましょう。
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やすらぎ整骨院