やすらぎ整骨院

『坐骨神経痛』を病名だと思っている人も多いと思います。
ところが、坐骨神経痛は病名ではなく、お尻から足の後ろ側にかけての痛むといった症状のこととなります。

この辺りがややこしいところなのですが、『坐骨神経痛』など漢字が続いて難しい言葉の様に見えると　病名の様に思えてしまいますよね。

ちなみに　病名とは
書いて字のごとく　病気や怪我の名前のことです。
一般的なもので言えば、かぜ症候群　が病名にあたります。

そして　症状とは
風邪で言えば、発熱や咳、くしゃみなどになります。

『坐骨神経痛』を伴う病名としては
腰椎椎間板ヘルニア　や　梨状筋症候群　などがあります。

昨日、介護職をしている家内から　利用者さんの体のことで質問を受けました。
○○な状態の利用者さんがいるのだけれども、この人って坐骨神経痛？それともヘルニア？
この質問を風邪に当てはめてみると…
この人って咳？それとも風邪？
と尋ねていることになりますね。
風邪の咳か　アレルギー性の咳かの判断を尋ねることはあっても、　咳なのか風邪なのかを尋ねることはありませんよね？

まあ、病名と症状の違いが分かろうが分かるまいが　痛いことには変わりなく　どうやって症状を改善していくかの方が大切なのですが、少し面白い話でしたので紹介しました。

話は大きく変わりますが　《チゲ》の本来の意味は、鍋料理のことなんですよね？
日本では　チゲ鍋　と言えば　韓国風の鍋を指すようですが　韓国について詳しい人からすると　なべ鍋　と意味が重なっているとのこと。
日本で言葉が広まるうちに　少し使い方が変わってきたようですね。

もしかしたら、坐骨神経痛も　そのうち　病名として扱われている　なんてことになってしまう可能性も0ではないかもしれませんね。

 

 

 

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