やすらぎ整骨院

内臓下垂　もしかすると胃下垂の方が耳にしたことがあるかもしれませんね。
内臓下垂は　ポッコリお腹の大きな原因となります。
これらは姿勢、特に腹筋(腹圧コントロール)と強い関係があります。

図は内臓を横から見た図になります。
間膜という筋肉でできた膜によって肝臓や胃、腸が脊柱に繋がっているのですが、
右側の簡略された図を見ると分かるように　内臓はお腹の中でしっかりと固定されているのではなく、間膜でぶら下がっている状態なのです。

背中が丸くなると　ぶら下がっているだけの内臓器官は下へと垂れてきます。
これが　内臓下垂もしくは胃下垂の原因です。

若い世代では　姿勢を正せば　ある程度の内臓下垂は予防したり治まったりするのですが、間膜は年齢と共に力が弱り、伸びてしまうことがあります。
間膜が伸びてしまうと　姿勢を正しても内臓を上へと引っ張り上げることが難しくなります。

そこで大切なのが腹圧になります。
下腹部から内臓方向へ圧をかけることで　ぶら下がっているだけの内臓を下から押し上げることが出来ます。内臓がぶら下がっているだけでは重力に従い　間膜は少しずつ伸びてきてしまいます。腹圧で下から内臓を支えることで　間膜が伸びることを防ぐことが出来るのです。

普段から姿勢が悪かったり、腹圧を意識せずに生活をしていると間膜へ内臓の重みが強くかかり　内臓下垂、そしてポッコリお腹の原因となります。

間膜がのびてしまう前に　姿勢を正し　ポッコリお腹を防ぎましょう。

　　やすらぎ整骨院

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