投稿日:2022.07.06
『こむら』を漢字にすると『腓(ふくらはぎ)』、続けて漢字にすると『腓返り』となります。
夏になると脱水などの症状として腓返りなど筋肉の痙攣をおこす人が増えてきます。
ちなみに、『足がつる』は漢字で『足が攣る』と書きます。
こむら返りなど体の筋肉が攣るのは筋肉の痙攣の一種と考えてもらえればよいと思います。
この筋肉の痙攣の原因は 筋肉をコントロールする為のミネラル(カリウム・カルシウム・マグネシウム)が不足することと言われています。
もちろん、急激に過度な運動を行えば一気にミネラルが不足してしまうこともあるのですが、慢性的にこむら返りなどの筋肉の痙攣をおこしやすいという人は 以下のような理由が考えられます。
①しっかりと必要な栄養がとれていない
偏った食生活でミネラルの摂取が不足していませんか?
②栄養の吸収が悪い
食事ではしっかりと摂取しているつもりでも、胃や腸などの働きが悪く、思うように栄養を吸収できていなかったり、吸収を妨げるような生活習慣(喫煙や飲酒など)はありませんか?
③血液の流れが悪い
吸収した栄養は血液によって運ばれます。筋肉のコリなどでも血液の流れは悪くなります。同じ姿勢を長く続けていたり、運動不足になっていたりしませんか?また、体の水分が不足しても血液の流れは悪くなります。しっかりと水分を摂取できていますか?
その他、筋力が低下しても 筋肉の痙攣が起こりやすくなります。
さて、①~③の中で当てはまるものはありませんでしたか?
心当たりのある項目があり、こむら返りが起こりやすいという場合は 気をつけてみてください。
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