やすらぎ整骨院

五十肩とは
肩の痛みと運動制限を主症状とする肩の疾患で、以前は、腱板損傷や石灰沈着などの原因のハッキリしていた肩の痛みもふくまれていたのですが、最近では、肩の痛みと運動制限があり、年齢が40歳以上で明らかな原因がないものと定義付けされています。
症状

肩の関節付近の鈍痛から始まり、肩が動かしにくくなります。鈍痛が鋭い痛みに変わり、動かし方によっては激痛が出る場合も出てきます。痛みの為に顔の高さ位までしか腕を上げられなくなったり、ほとんど後ろに回せなくなります。
重症化すると、洗髪・歯磨き・洋服の脱着・寝返りなどで痛みが出現し、日常生活に大きな支障をきたします。
症状は痛みの強さにもよりますが、半年から1年以上続くケースも多く見られます。
原因

ハッキリしていない部分も多いのですが、肩関節は、骨、軟骨、靭帯、筋・腱に加え、関節包や関節の動きをよくする為の滑液胞などで複雑に構成されています。(図)

それらの組織が加齢により劣化したり硬くなったりすることで、関節運動がスムーズに行えず摩擦や衝突が起こり炎症を起こすとも言われています。また、肩関節は体幹から外側にはみ出した位置にある為、腕の重みが關節にかかりやすく負担のかかりやすい関節の1つでもあります。筋
力が弱り、動きも悪くなっている関節が常に腕の重みを受けているのですから、炎症を起こしてしまっても不思議ではないですよね？

治療法

痛みの強い急性期は安静を第一に考えます。無理に動かしたりせず、三角巾などで腕を吊るし肩にかかる腕の重みを軽くしてあげたり、就寝時には腕の下に枕を置いたりするなどで肩関節への負担を減らしてあげましょう。

痛みが落ち着き、関節が固まりだす時期には状態に合わせたストレッチや体操で関節の動きを取り戻す治療を行っていきます。
痛みが落ち着いてからの機能訓練で関節の動きが発症前の状態にもどるかどうかが大きく分かれます。痛みが治まると治療も疎かになりがちですが、ここでしっかり関節の動きを取り戻しましょう。

　　　　　　　　　(長岡天神駅徒歩2分)　　やすらぎ整骨院　　　お問合せ　075-874-2803　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長岡京市開田3-1-24　ニューはつふね2階