投稿日:2022.03.06
朝起きると 足を床に付けないくらい足の裏が痛い
このような症状を訴えて来院される患者さんが多くいます。
このような症状に 心当たりがある場合 もしかしたら
「足底筋膜炎」かもしれません。
「足底筋膜炎」について
●足底筋とは、文字の通り足の裏の筋肉のことです
●筋膜とは、筋肉の表面を覆っている膜のことで、この筋膜の中には神経なども豊富に存在します。
足底筋膜炎とは、足裏の筋肉の表面を覆っている膜の炎症という事になります。
なぜ 足底筋膜炎はおこるのか?
まず、正常な踵の状態です。
上の図は踵を横から見た図です。
●アキレス腱と足底筋が上手く引き合って踵の骨を固定しています。
●足の裏にある脂肪の層がクッションの役割を果たしています。
次に足底筋膜炎になりやすい状態です。
ふくらはぎの筋肉が疲労によって硬くなってしまったり、足底筋の筋力が弱ったりすることで踵の骨の後方が上へ引っ張られて前方へ傾いてしまいます。
その結果、足底筋は強く引っ張られてしまうことになります。
また、脂肪のクッションは日々の衝撃が積み重なり弾力を失っていきます。
このような状態になってしまうと 引っ張られて薄くなった足底筋は 脂肪のクッションも失い 踵の骨と地面との間で絶えず挟まれる状態となり 炎症が起こりやすくなってしまいます。
足底筋膜炎を予防するためには
●ふくらはぎの筋肉のストレッチ
ふくらはぎの筋肉の柔軟性を保つことで踵の骨が過度に引っ張られることを防ぎます。
●足底筋の強化
足底筋が弱ってもアキレス腱との引っ張り合いの拮抗が崩れてしまいます。また、筋力が弱り筋肉が痩せてしまっても衝撃に対して抵抗力が無くなてってしまいます。
●インソールなどでのクッションの補強
足裏の脂肪層は 残念ながら年齢とともに弾力性を失います。特に普段から よく歩いたり、ジョギングをしたり、学生時代にクラブなどで体を酷使したことのある人はクッションの弾力がかなり弱っているかもしれません。インソールなどを活用して足底筋への衝撃を小さくしましょう。
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