やすらぎ整骨院

食品選びの際に摂取カロリーを気にする人は多いと思います。

ご飯が好きなので体重が減らない
患者さんからも　よく聞きます。

糖質制限　ダイエットでは当然のように行われているようですが、糖質（＝炭水化物）の摂取に関して言うと　日本人では1940年～1950年をピークに年々摂取量が落ちているそうです。
物が無かったと言われる戦後よりも現在の方が炭水化物の摂取量が減っていることは意外ですね。

その他の三大栄養素（エネルギーとなる栄養素）で言うと
タンパク質は　ほぼ横ばい

脂質は　1970年くらいに戦後と比較すると約3倍くらいに増加し以来　ほぼ横ばい
となっています。

タンパク質や　脂質は　エネルギーとしての役割の他に人体の構成に必要です。
タンパク質は筋肉や細胞の素となりますし、脂質はホルモンの素になったり、細胞の膜の素になったりしています。
不足すると　健康への被害が心配なのですね。

ところが、実際タンパク質や脂質に関しては　通常の食事をしていると不足することは　ほとんどありません。肉や魚を食べれば十分にタンパク質だけでなく脂質も摂取できるのです。

生活習慣病の中でも特に多い糖尿病を予防するためには　カロリーの過剰摂取を防がなければなりません。

さて、エネルギーとなる三大栄養素の中で
●戦後と比べて少しずつ摂取の減っている糖質
●戦後から横ばいが続く　タンパク質
●戦後と比べて3倍近くの摂取量のまま横ばいの脂質
の3つで考えれば

脂質の取りすぎが目に付くのではないでしょうか？

●甘いものが好きでやめられない
これは糖質を取りすぎていると思われがちですが、甘いものが好きだという人の中には　洋菓子をよく食べるという人が多いようです。洋菓子の場合は　和菓子に比べると　脂質の摂取量がかなり多くなります。さらに、最近では和菓子にもホイップクリームを使用したり脂質が多く含まれるものも増えてきています。

食事を見直す際には　糖質だけでなく、脂質にかんしても注意をしてみてください。　実際に過剰に摂取しているのは　糖質ではなく、脂質であることが多いと思いますよ。

 

 

 

 

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