投稿日:2020.05.27
『変形性関節症』という傷病名は多くの方が耳にしたことがあると思います。
加齢による関節の変形…多くは関節面の軟骨がすり減ってしまう。と認識されていると思いますが、加齢だけでなく関節の酷使が原因である場合も多くあります。
少年期(~学生時代)にスポーツで無理をした結果、一般の人より関節の消耗が激しくなり痛みが出るようになったり、スポーツを止めた途端に痛みが出始めたりするケースも多くあります。
変形が進行する際には関節炎を伴なうことが多く激しい痛みを発します。
この炎症期は安静が一番なのですが、炎症期が過ぎ慢性的な痛みが出るようになれば積極的に運動を行うことで痛みが治まることも多くあります。
『変形性関節症』による関節の変形に対しての治療法が手術しかないと言われていますが…。痛みに関しては運動療法などが功を奏する場合が多くあります。
手術という結論は最後の手段として考えて、可能な限り保存的な治療を試してみることも大切です。
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