投稿日:2020.01.15
インフォメーションではよく自律神経のお話をしていたのですが、自律神経というものの存在は知っているけれども、生活の中ではなかなかイメージしにくいというのが皆さんの正直なところではないでしょうか?
いつもお話しているように、自律神経は意識とは関係なく働きますので働きを感じたりイメージするのはとても難しいのです。
ところが、体の中で自律神経の働きをイメージしやすい臓器が一つあります。
それは…心臓です。
通常心臓は安定して血液を全身に送り出しています。
ところが…驚いたり、緊張したり、運動をすると心臓は強く動き出しドキドキと鼓動を強くします。
これが【交感神経】…活動時に強く働く自律神経による効果です。
また、ドキドキしだした心臓を通常運転に戻そうとするときは深呼吸をしたり、気持ちを落ち着けたりして心臓のドキドキを抑えようとしますよね?
これが【副交感神経】…安静時や休息時に働く自律神経による効果となります。
心臓を例に挙げましたが、自律神経は基本的にこのように【交感神経】と【副交感神経】によって様々な臓器や器官をコントロールしています。
ここで2点ほど…。
○自律神経はほとんど意識とは離れたところで動いているのですが、気持ちを落ち着かせたりすることで【副交感神経】を優位に働かせたり、運動など意識的に活動することで【交感神経】を優位に働かせることができるのです。
○心臓では特に分かりやすいのですが、【交感神経】の働きによる効果…ドキドキは比較的すぐに起こります。しかし【副交感神経】の働きによる効果…ドキドキを抑える方はゆっくりと効果が現れます。また、体感的にもドキドキを抑えるのって難しいですよね?
これは【交感神経】の方が常に働きやすいように体が作られているからなのです。
いざという時にすぐに動けないと身の安全を確保できませんから…。
その為、一般的に自律神経が乱れている…と言われる人の多くは、自律神経の中でも【副交感神経】の働きが弱っている場合が圧倒的に多くなっています。
自律神経が乱れ不定愁訴などの症状が出ているという人は、【副交感神経】をしっかり働かせるように、深呼吸などで気持ちを落ち着かせることも大切です。
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